カラオケの事実

カラオケにはストレスを発散する効果があるといわれています。事実、カラオケで歌う前と歌った後では、実験に参加したほとんどの人の唾液に含まれるストレス物質の量が減ったそうです。

カラオケに行って仲間と盛り上がったり、距離を縮めたりするのはもちろん、人目を気にすることなく一人で熱唱するのもよいですよね。

今では「カラオケ」は日本だけではなく世界の共通語となり、世界中の人に親しまれています。

フィリピンでは、カラオケは家族で楽しむのが一般的で、多くの家庭がカラオケ機器を所有しているそうですよ。

それでは意外と知っているようで知らない、カラオケの歴史を振り返ってみましょう。

カラオケの歴史

今のようなスタイルのカラオケが誕生する前は、歌が入っていない演奏だけの音源は空演奏(からえんそう)と呼ばれていました。70年代になるとスナックにカラオケの前進となるような装置が設置され、人気を集めました。

1990年以降はインターネットの普及とともに、通信カラオケが設置されるようになり、カラオケで歌える曲が一気に増えました。今まではスナックなど、お酒の場に設置されることが多かったカラオケですが、個室のカラオケボックスが増えるに従い、未成年者を含む若者からも人気を集めました。

あるメディアのアンケート結果によると、現在はカラオケに月1回以上行くと答えた人はわずか7%、半数以上の人がほとんど行かないと回答しています。一昔前からみると全体の利用者は減少傾向にありますが、高齢者の利用率は上がっているそうでう。

若者のカラオケ離れに加えて、現在ではオンラインでカラオケが楽しめる時代になり、わざわざお金を払ってカラオケボックスに行くという習慣が薄れてきているのかもしれませんね。